ゆったりとした日々

どんなに忙しい日々を過ごしていても、余裕をもって生きていきませんか?

○○大学唯一の△△サークル!

タイトルは、うちのサークルが新入生歓迎会でよく言う文言の一つです。

 

うちのサークルの特色は

  • 音楽活動が趣旨である
  • メンバー間の雰囲気が良い
  • 楽器は初めての人でも楽しめる
  • いろいろな人がいる

といったところでしょうか。これは新歓で呼びかけに使う内容でもありますし、実際こんな感じです。僕もドラム初心者として、自分のサークルで3年間弱活動してきました。

 

実際こんな感じです、といったのですが、それが今ではそうも言えなくなっています…残念なことに。

 

ここで、私はサークル内の問題を発見し、改善につなげるためにはいったいどのようなプロセスを経ていけば良いのか、考えてみたいと思いました。

 

 

問題の発見

 私が、同サークルの問題を認識したのは去年の秋頃でした。きっかけはメンバーからの愚痴。僕は先輩として後輩に指導をすることが多くありました。大体は自分と同じ楽器の後輩への指導でした。それゆえ、下の代の合奏を見る機会が多くあったのですが、なんというか陰鬱な雰囲気でした。

私のガールフレンドは一個下のそのバンドに所属しているので、バンド内の様子を聞くことができました。

主な問題点

  • 楽しそうに演奏していない
  • 個々人が無関心である。音楽、技術の向上、先輩、後輩に対して。
  • 上手くない。

2番目の問題に至っては、なぜ音楽やってるのか疑問に思いますね。好きなミュージシャンのことについて語ったりすることもないし、自分が上手くなろうともしない。

 

これらの問題を解決するのはどうすれば良いか、考えていきましょう。

まず、問題を発見したら、そのことから逃げ出さないことが重要です。問題から逃げずに、真正面から向き合う。これが大事なことです。放置しておくことなどは言語道断です。(まあ結局放置していたから、今大変なことになっているんだけどね)

 

情報収集

ここからは、いろんな人に話を聞いて回って、情報収集をしました。解決する前に、考える材料を集めるわけです。

組織ともなれば、いろんな人がいろんな思い、考えを持っているはず。それらを外に出さずにいたら、不満がたまったり、陰口となって、嫌な雰囲気が生まれてしまったりします。

ここで、思っていることを言えない、という新たな問題を発見。

 
新たな問題-思っていることを言えない

組織は、形式上リーダーを立てておくとスムーズに事が進むというのが一般的です。ただし、リーダーは先生や独裁者ではなく、あくまで、他のメンバーと同等な立場であって、物事を進めるのに役に立つ存在であります。

 

一般的に、わたしたちのバンドでは、

音楽の面でのリーダー→コンサートマスター

集団としてのリーダー→バンドマスター

と二つのリーダーを立てることによって、練習、活動を円滑に進めてきています。

 

問題のあるバンドでは、リーダーのあるべき姿をきちんと認識していなかったのです。

コンサートマスターは、自分のことを絶対的な存在と自負し、それに従うよう指導をしていくやりかた。

バンドマスターは、みんなからの意見を適切に集められず、意見を聞く場を設けることもできない。

 

コンサートマスターが、いわゆる独裁者であったわけです。過去に優秀な賞を受けたとかなんとかで、自分に自信があるようなのです。誰かが、意見を言うようならば、それを否定し、切り捨てるといった事例があったようです。それ以来、皆は意見を言うのを嫌になり、練習でも従うことに徹しているそうなのです。

 

バンドマスターは、一見仕事ができる風に見せかけていますが、実は物事をきちんと整理するのが苦手で、それなのに、他にやる人がいないからという理由で様々な仕事を引き受け、結局何も出来ずじまいになる人です。そんなバンマスをやめさせるように、影で言う人達もいます。

 

さて、このようなリーダーの元で、楽しく自由な音楽活動ができるのでしょうか。

メンバー、リーダーと立場が少し違えども、サークルのメンバーとしては皆、同一です。それがわかっていないのか、独裁的な、圧力的な指導を行うコンマス。指導、という時点で誤っています。コンマスは先生を気取っているらしいのです。メンバーは生徒じゃない。同じ立ち位置の仲間だろう。まずはコンマスの人が、この点に気づいて欲しいのです。

また、バンマスは仲間を信頼していない。なぜそう言えるかというと、メンバーに仕事を任せないからです。メンバーを信頼しておらず、他のメンバーにやらせるくらいなら自分でやったほうが早くできる、と思っているようなのです。とんだ大馬鹿ものですね!!!どんだけ自分できると思ってるんだ。そういうのを聞くだけでイライラしてきちゃうけど、ここは抑えましょう。ここで、ひとつ、仕事を振るのも重要な仕事の一つであることを認識しましょう。この男の子も、昔はリーダー格で、リーダーシップを取ることについては自信があるようなのです。ですが、自信があるにしては、仕事ができていないし、なんか頼りないんだよな。メンバーもついて行っていないし。

 

さあ、ということで、なんとなく言いたいことも言えない雰囲気がわかってきたのではないでしょうか。

  • 先生 対 生徒のように合奏が行われている
    学校の授業を思い起こして欲しいのですが、講義の後に何か質問は?と先生が問うても大体の生徒は手を挙げません。熱心な学生は質問することができますが、大体の生徒は、自分の無知を人々に晒すのが恥ずかしかったり、周りの人の注目を浴びるのが嫌だったりして、質問に至りません。授業が終わってから先生の元へ駆け寄って質問に行く人の方が多いでしょうね。

  • バンマスは正直頼りない
    リーダーが頼りない時、何が起こるか。派閥のようなものができてしまうかもしれません。メンバー内で、ある一定のレベルの人たちが集まり、結束し合う。それがいくつもできれば派閥になってしまいます。リーダーは孤独、置いてきぼりにされます。残念でした。メンバーにとってはここで意見を言ってもどうしようもない、みたいな感情に襲われると思います。こんなどうしようもないリーダーじゃあねえ…って。

さあ、これまで散々リーダーのことを責めてきましたけれど、メンバーにも悪いところはあります。

それは、何も行動しないところ!

メンバー内の息の合う人たちで小グループを作り、陰口のような愚痴をひそひそと本人のいないところで言いあう。それだけ、いうことがあるのに、いざとなると、自分からは行動しない。表面だけ綺麗事で埋め尽くしているなんてことも、あるようです。怖いですね。現代っ子ならではなのでしょうか。そんなこと言ってる暇はありません。悪いことは悪いんです。さっさと、正直に言えよ。そして動けよ。

 

サークルというのはメンバー一人一人が集まってできているものです。ですから、一人でもかけてはなりませんし、一人でも意見が違えばそれは大きな意味を持つはずです。集団とは難しいものなんです。小さな会社を経営していると思えばいいんです。リーダーの人は自分が社長をやっていたら、どういう会社を作るだろう、ということです。メンバーは言うなれば社員ですから、上司の愚痴を言うのはわかりますが、愚痴を言っているだけじゃ何も始まりません。残念なことに、実際の会社では、そうもいかないみたいですが…。(父親の話による)

しかしながら、メンバーにはそこで活動する権利を与えられています。少しでも良い環境で活動できるように、環境を整備するのはリーダーとしての責務であると言えます。メンバーにも自分の環境をよくするように、リーダーに提言する権利はあるのではないでしょうか。言いましょう、はっきりと。

 

改善点が見えてきましたね。

コンマスはメンバーと同等の立ち位置にいることを自覚し、メンバーに伝わりやすい言動を心がける。真心が大事です。自分の過去の栄光などは一旦忘れ去るべきです。その場、ひとつひとつの言動を大切にしていきましょう。

バンマスはなんでもやろうとしないでください。人が一度にできることは限られています。たとえ、できるとおもったことであっても、それはあなただけではなく、ほかの人にもできることかもしれません。そういう場合は、他にできる人にお仕事を任せてあげましょう。そして、お仕事をしっかりと成し遂げてくれた際には、誠実にお礼を言いましょう。その繰り返しによって、信頼を得ることができます。

メンバーは、影でこそこそというのをきっぱりとやめ、当事者にはっきりと言いましょう。その際は、なるべく相手を怒らせるような言い方は避けてください。感情だけで物事を話すと、伝わるものも伝わりません。大事なのは、伝わりやすい話し方で話すこと。最近、何事も連絡はLINEで済ませるみたいなケースが多くなってきたと思いますが、できればこのような話は、面と向かって話したほうが良いです。LINEはコミュニケーション能力を低下させる可能性を秘めています。なぜなら、目を合わせずに、深く考えずにでも、返事ができてしまうからです。これを繰り返していくと、だんだんと、浅はかな考えで、返事してしまったり、実際に活動で仲間と目を合わせても、人医師理科のように目線を外すようなことをしかねません。コミュ障と呼ばれるような人材に成り下がってしまいます。ですから、なるべく、カフェなどお互いが向き合えるところで話し合うのが良いです。

 

ここで、問題点「楽しそうに演奏していない」について、原因がわかってきました。

それは、先ほどの通り、活動環境がよくないのです。なぜよくないのかは、色んな原因があると思います。それをメンバー全員で話し合って行くのもいいと思います。話し合うことで、メンバーがお互いどう思っているのか明確になるため、意思の疎通がはかれるし、意識の統一も行いやすいでしょう。

環境が悪い理由

コンマスが威圧的である→楽器の技術に自信をなくす→やる気が出ない→つまらない

・メンバー間仲が悪い→なんであいつとやらなきゃいけないんだよ→楽しくないなぁ→つまらない

・忙しい→サークルにかける時間がとれない→練習できない→コンマスに怒られる→やる気なくす→つまらない

・お金がない→上とほぼ同じ…

 

お金や、時間のことについては、特に解決策を与えられません。自分でやりくりするしかないということです。お金を増やすには、無駄遣いを抑えるなど初歩的なところからスタートできますし、時間を増やすには、これもそうです、無駄な時間を減らすことから始めてみましょう。何も難しいことではないです。やる気さえあれば。

 

このバンドが不得意としているのは人間関係ですね。うちのサークルが謳い文句にしていた、みんなが仲良い、雰囲気が良い、というのが嘘になってしまいました。残念です。来年度から新入生は入ってきてくれるのか疑問です。もう、運営には関わっていないので、しらんことなんですが。先輩として、やはり心配ですね。ただ、口出しするよりも、彼ら自身で考えて、改善して欲しい。その方が絶対実になるから。

 

人間関係、難しいですよね。

嫌な人とは極力付き合いたくありません。私の場合、サークル内に嫌な人というのはほとんどいませんでした。嫌な人がいれば私は大抵無視を決め込んでしまうのですが、同期ではその必要はありませんでした。

まずそのバンドの人たちは仲が悪いとか言う以前に一緒にご飯でも食べに行けばいいんです。苦手な人がいるなら、その人がどんなことを日頃考えているのか、理解しようとしてみてください。それでも、改善が見込めなければ、自分はあなたとは考え方が違う、とはっきりと違いを明確にした上で、自分の主張は言う、相手の主張も聞き入れるけれど、それは自分が納得してからね、と毅然とした態度をとれば良いのです。

相手に否定されたーとパニクっていてはどうしようもありません。落ち込んでいても先に進みません。大事なのは前に進もうとすることですから。

おそらく、メンバーのみんなは、みんなと楽しい音楽を続けていきたい、たったそれだけの理由でサークルを続けているはずです。ここのところを見誤らないように。

目的はただ一つです。そのために付随する、大会や、本番は手段でしかありません。たのしく音楽ができさえすれば、本来の目的は達成されていますから、万々歳というわけです。

 

大きく問題を捉えると、人間関係さえうまくいけば、練習は楽しくなり、個々人の技術も上がる。そして、楽しそうに演奏ができるようになると思うのです。本質的な問題は人間関係だったわけです。それぞれの問題は独立しているわけではなく、相互に絡み合っています。だから、大元の問題を解決して仕舞えば、付随するその他諸々の問題は気持ちよく解決していくはず…だといいんだけどなあ。

 

ここらへんでやめておきましょう。

今後の彼らの活動をみて、これからも考察を深めたいと思います。

勉強になりますねぇ。